「瞬間集中脳」を読んで
「あっ茂木さんの新刊だ」つい手に取ってみた。
集中とは、1%を取って残り「99%は切り捨て」ること、
とありますが、脳は「1秒単位で時間を認識している」そうなので、
分単位でも次々と集中を切り替えていけば
結構なことができるそうです。
なにせ「5分や10分はむしろ"長時間"」なのだそうですから。
イメージとして、ジョブズの言葉「点と点をつなぐ」を引用してます。
「点」が瞬間集中、短い時間的なイメージ。
だから、たとえ短い時間であっても瞬間で集中に入って
パッと集中を解いてボケーとしても
好きなときに「集中の復元」で「点と点」がつながって
ゆくゆくは大きな創造が可能になってゆくという。
茂木さんが次々と別なことに瞬間集中している状態とは、
点と点がつながっていく別々で沢山の線が、立体的に重層的に
並行したり絡み合ったりするイメージだろうか。
う~ん、なんて創造的なのだ。
「今を生きてる」感じがする。
個人的には「 ToDo リストは手帳やメモに書かない」に惹かれました。
「書いてるうちにどんどん状況が変わる」からと書いてます。
なるほど。
茂木さんは頭の中で「泳がせ」ておくそうです。
なんか脳内 GTD 、しかもエッセンスだけみたいなー。
やりたいことは「常にオーバーフロー」がよいそうです。
スゲー!
茂木さん好奇心全開だー!
瞬時にフローに入る秘訣の中に自分にとって面白いものがありました。
「一人で仕事を抱え込むことほど、効率の悪いことはない」です。
「実際に社会に出てみると自分の力だけでやれることはほとんどない」ので
まず「この課題は自分だけではできない」と認識して
遠慮なく人の力を借りましょうと。
これって難しそうだ、諦める、明むる、く~恥ずかしい。
抱え込むほうが責任感があって粘り強くてカッコがつきそうだ。
けど、たぶん今時分はそっちじゃない。
「人の助けを借りて、チームで仕事をやり遂げる」で開けていくのだろう。
きっと一人で抱えて苦しむのは不自然なことなのだ。
心をオープンにして視点をポイントからネットワークにと自由自在に出来れば
いろんなことが楽で楽しくなっていくんだろうな~。
ということで、ぼくも瞬間集中脳を育ててみましかのー。