「花森安治の仕事」展を見に行って
なんというか、女子力が高いお方だと思った。
NHKの「トト姉ちゃん」の刷り込み? でそう思ってたが、
想像以上に女子力高かっと思った。
インタビューの録音というのが流れていたので、生声を聴いていたのだが、
めっちゃ怒ってたww
カメラマンさんの感覚が甘すぎる、それじゃダメだと叱ってるようだ。
このお方はやはり天才なのだな。
感覚が違いすぎる。
偏っているのではなく、「真っ直ぐ」で素直であり「広く」である、
つまり、大きく一般大衆へ開かれている感じだ。
戦いが、この方の生き方だったみたいだ。
「あたりまえの暮らし」を守るための戦い。
生活そのものを見つめ、向き合い、あるべき姿に戻そうとするかのよう。
その戦いの力にしたのが、圧倒的な美意識。
そして美意識は心の美しさとなり、良心ともなる。
日々の生活とは、美感で彩り、良心に真っ正直に生き、心を豊かにしていくことであると。
最後まで自ら手を動かして編集者として文字を書いていたかったらしいが、この方のそんな生き方はぼくに勇気をくれた気がします。
なんの勇気?
さあ?
えーと、見てよかったなーと。