ささやかアウトプット

五穀豊穣がインプットした小さいあれこれをささやかにアウトプットするブログ

「脳を使った休息術」を読んで

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「茂木さんの新刊だ」素直に手にとってパラパラと見た。

素直に「面白そう」と思った。

 

ところでぼくは大きな空き地が好きだ。

正直どうして空き地を空き地のままにしておかないのか、不思議に思っている。

無駄とか効率とか有効活用とかいって「間」を埋めたがる「人間頭」が嫌いだ。

 

デフォルト・モード・ネットワーク?

初めて聞きいた。

ボーっと何も考えないときだけ活性化して、様々なインプット情報を束ねたりメンテナンスする脳回路のことらしい。

面白い!

ぼくは、頑張るのを止めて力を抜いて「間」を作ってやらないと

インプットしたものが心の奥底まで「染み込んで」いかないと感じていた。

でも言葉で説明出来なかった。

それが科学の分野で説明できるとは。

でもボーっと何も考えないというのは激ムズじゃないかな。

 

リズムとバランスがポイントですね。

プレッシャーを自分で自分にかけて無我夢中でのめり込んで、疲れたと感じたらボーっと何も考えない。

緩急つけるとリズムが出来ますね。

リズムが出来ると楽しくなりますね。

何もない「間」があると自然にホールマインドな感じになって、

偏りを感じやすくなってバランスをとるようになる。

歩いたりして止まったりしてるうちに自然に整って楽しくなって

幸せになるって感じですね。

「間」っていいよね。

 

例えば前日のプレゼンでのリハーサル。

本気でやったら、色々穴に気がついた、しかも山積み。

ヤバ!慌てて徹夜覚悟で修正開始。

ではなくて、ここがデフォルト・モード・ネットワークを上手く使うところですよと

この本で言っています。

一旦脳を休めて上げるだなんて、肝が相当座ってるか自分によっぽど自信がないと

なれませんな。

でも、この脳のアイドリングモード時間を作ることが

最高のパフォーマンスを引き出すコツなのだそうです。

 

茂木さんの本を読んでいると、ぼんやりと感じることがある。

なんというか、脳がスタンドアローンで機能してない感じのイメージだ。

自然に脳同士がネットワークで繋がりあって、

その中で最適化処理を自動で行っていくような感じ。

いや、脳は自分の中にある沢山のネットワークと、他の脳との間のネットワークの

区別をいっさいしないのではないのかな。

 

とするとデフォルト・モード・ネットワークとやらは、

そのときそのときの環境に応じてダイナミックに構築されて機能するのかも。

例えば、一人でいるときは脳の中のリソースだけを使い、人といるときは

そこにいる他の脳のネットワークリソースを活用するみたいな。

 

であれば、「脳」がは全体を統べるシステムを乗せた端末に近くて、

そこにある脳というリソースの数などの環境次第で

ダイナミックにシステムが変質する仕組みでは?みたいな。

「脳」単体では、細かく分析してもわからないものかも。

 

タイトルにある「休息術」。

自分なりの休息術を編み出して普段でも「間」を作ろうと思った。

でも、ぼくの場合怠け者すぎて休日は「間」しかないのでは?!